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XMATに実装!OpenAIを活用して、翻訳をさらに効率化

近年、人工知能(AI)技術の進化は目覚ましく、ビジネスにおける効率化や生産性向上の手段として注目されています。AIという文字を見ない日はないくらい、我々の生活に身近になり、誰でも気軽に使えるようになってきました。

そんな中、弊社が運用している機械翻訳活用プラットフォーム「XMAT®(トランスマット)」にもテキスト翻訳(Quick MT)の機械翻訳エンジンに「Azure OpenAI Service」が追加されました。OpenAIを利用できるだけでなく、どこが修正されたのかが一目でわかる「差分表示」の機能も併せて追加しました。

本記事ではXMATに実装された「Azure OpenAI Service」で利用できる機能について説明させていただきます。

目次[非表示]

  1. 1.OpenAIの機能
    1. 1.1.文法上の修正
    2. 1.2.要約
    3. 1.3.コピーライティング
    4. 1.4.プレスリリース
    5. 1.5.翻訳
    6. 1.6.敬体
    7. 1.7.常体
  2. 2.差分表示機能
  3. 3.OpenAIのセキュリティについて
  4. 4.まとめ
  5. 5.川村インターナショナルのサービス


OpenAIの機能

今回実装されたのは以下の7つの機能「差分表示」機能となります。

文法上の修正

文章の文法ミスや誤字脱字を自動的に修正する機能です。メールや報告書、提案書など、ビジネスコミュニケーションにおいて正確な文法が求められるシーンで活用できそうです。

要約

長文の文章や複雑なレポートを短時間で要約する機能です。AIが重要なポイントを抽出し、わかりやすい形で提示するため、会議や報告書の内容を迅速に把握することができます。これにより、業務のスピードアップと効率化が期待されます。海外支社での会議の議事録をAI翻訳で日本語にした後、OpenAIで要約するといった使い方も可能です。

コピーライティング

マーケティングや広告に使用するキャッチコピーやコンテンツを生成する機能です。AIが市場のトレンドやターゲット層を考慮した効果的なコピーを提案してくれるためそのアイディアを基に効果的なマーケティング戦略を展開することが期待できます。

プレスリリース

新製品やサービスの発表時に必要なプレスリリースの作成を支援する機能です。AIはビジネス用語や適切な表現を用いて、魅力的で説得力のあるプレスリリースを短時間で生成します。これにより、広報業務の負担を軽減し、迅速な情報発信が可能です。

翻訳

OpenAIによる自動翻訳です。XMATでは日本語と英語の組み合わせが実装されています。翻訳品質も向上しており、専門的な文章でも高い精度での翻訳が期待できます。

敬体

ビジネスシーンでは、敬語の適切な使用が求められます。文章を敬体(ですます調 )に自動変換する機能を持ち、ビジネスメールや文書作成時に迅速かつ正確に敬語を適用できます。

常体

直接的な表現方法する文書が必要な場合、文章を常体(である調 )に変換することも可能です。文章が簡潔で断定的になるため、説得力のある文章になります。例えば海外のニュース記事や論文等をAI翻訳で日本語にした後に、OpenAIの常体の機能を組み合わせることで、翻訳の後処理の手間を省くことができます。


差分表示機能

差分表示機能により変更前と後との違いを確認することも可能です。

結果表示欄に「差分表示」チェックボックスを追加 しました。こちらにチェックを入れると、入力と出力の差分が差分表示エリアに表示されます。以下の画面のようにどこが修正されたのか一目で確認できるようになっていますので、是非こちらの機能も活用してみてください。

画面では「文法上の修正」機能を試しています。「こんにちわ」→「こんにちは」に修正されているのが表示されています。



OpenAIのセキュリティについて

OpenAIなどのクラウドサービスを利用するにあたり、セキュリティが不安で使えない。データが外に出てしまうかもしれない。などクラウドサービスならではのセキュリティについてのお問い合わせをいただくことが多くあります。

今回XMATに実装した「Azure OpenAI Service」のセキュリティ対策は、Microsoftのクラウドセキュリティ基準に準拠しております。

参考サイト:https://learn.microsoft.com/en-us/legal/cognitive-services/openai/data-privacy(英語)

すべてのデータ処理は、日本国内のデータセンターで行われます。これにより、データが日本国内で安全に処理されることが保証され、データが日本国外に転送されるリスクを回避できます。

また、ユーザーのデータの二次利用は一切せず、サービス内で提供されたデータや生成されたコンテンツは、ユーザーの許可なしに他の目的で利用されることはありませんので安心してご利用いただけます。


まとめ

AIの導入により、自社の業務効率や生産性は飛躍的に向上することが期待されます。文法修正や要約、コピーライティングなど、日常業務において幅広いシーンでAIの力を活用することができるでしょう。一方で、AIに過度に依存しないようにしつつ、適切な管理と理解を行うことが、より効果的なAI活用の鍵となります。技術の利便性を最大限に引き出し、ビジネスの成功に繋げていくための取り組みが求められています。

OpenAIはトライアルでもご利用いただけますので本記事を読んでいただいて「試してみたい」と思った方はこの機会に是非、お問い合わせください。

  AI翻訳活用クラウドサービスXMAT®(トランスマット)|機械翻訳・AIの有効活用 言語データのデジタル変革を実現【LDX lab】 XMAT®(トランスマット)は、ブラウザ上でAI翻訳を「簡単・安全」に活用できる、AI翻訳活用サービスです。<OpenAI連携により業務効率化を加速>5,500円/月で文字数無制限で利用可能!ドラッグ&ドロップするだけで様々な形式のファイルを翻訳できます。専門用語にも対応。原文の修正と翻訳された訳文の後編集をエディター画面で行うことも可能です。 LDX lab


川村インターナショナルのサービス

XMATでは翻訳文字数を気にせず、高品質かつ安全な機械翻訳を提供することができます。川村インターナショナルでは機械翻訳サービスの提供だけではなく、より円滑な翻訳業務ができるよう、様々なご提案をさせて頂いています。翻訳の課題をお持ちの法人・個人のお客様はお気軽にお問い合わせください。

  お問い合わせ|機械翻訳・AIの有効活用 言語データのデジタル変革を実現【LDX lab】 LDX Labへのお問い合わせは当ページより承ります。LDX Labのご提供するソリューションや料金など、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。後ほど担当者よりご連絡させていただきます。 LDX lab


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KIマーケティングチーム
川村インターナショナルWebマーケティングチームです。開催予定セミナーやイベントの告知、ブログ運営などを担当しています。

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