ソフトウェアローカリゼーションの隠れたコスト:LDX lab翻訳ソリューションブログ

ソフトウェアローカリゼーションの隠れたコスト


※本記事は、英語の記事に機械翻訳をかけて、ポストエディット後にリライト処理をしたものです。


グローバル化が世界中のさまざまな分野で急速に進んでいます。人、技術、文化、商品、サービスは、規制の緩和により、国境を越えた往来がますます増えています。これは、過去数十年にわたる国際輸送コストの低下と、メディアの民主化とデジタル化によって可能になりました。

新型コロナウイルス感染症の世界的流行が始まって以来、企業や政府がわかりやすく効果的な方法で顧客や市民に対応することが求められる、という第2のトレンドがみられます。職場、市場、公共空間のデジタルトランスフォーメーションです。

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目次[非表示]

  1. 1.グローバル化に必須なローカリゼーション
  2. 2.ソフトウェアの翻訳
  3. 3.ビジュアルコンテキストの利点

グローバル化に必須なローカリゼーション

このトレンドは、ソフトウェア会社がグローバルにビジネスを成長させる大きなチャンスとなりますが、同時に大きな課題が伴います。多くの業界では、ソフトウェアを英語のユーザーインターフェイス(UI)だけで世界に向けて出荷することはできません。一部の国では、ソフトウェアを公開する際にその国の公用語で提供することが法律で定められています。また、一部の産業では、英語を学ぶ機会がなかった労働力がソフトウェアを操作しなければならないこともあります。

このため、ローカリゼーション業界は急速に成長しており、実際の市場規模は240億米ドルに達しています。現在、ほとんどの言語について翻訳会社やフリーランスの翻訳者を見つけることは可能ですが、ソフトウェアのUI翻訳は問題が発生しやすいという事実に注意する必要があります。たとえばブログ記事や製品説明などは「文章」であり、単語の意味があいまいな個所があっても、テキストの前後を読むことである程度明確にすることができます。


ソフトウェアの翻訳

ソフトウェアのUIは、基本的に前後の文脈情報のない単語または短い表現です。そのような意味があいまいな単語を翻訳する際に、翻訳者が正しい表現を選択するためには、ソフトウェアアプリケーションの機能に関する知識が必要です。翻訳者には単語数に応じた翻訳料が支払われますが、ローカリゼーションの仕事では、時間をかけて考えたり、開発チームに質問を送って説明を求めたりすることはほとんどありません。

プログラマーはもちろん快く質問に応じてくれるでしょうし、おそらくアプリケーションをひととおり確認して、翻訳対象の文字列が含まれる画面のスクリーンショットを提供してくれる場合もあるでしょう。あるいはその文字列が表示される画面について簡単な説明を書いて、翻訳者のためにJira*のチケットに追加するケースもあるでしょう。

ただし、これには質問ごとに平均15分かかります。そして、もし会社が本当にグローバルな展開を目指しているとしたら、こういった質問が複数の翻訳者から発生することは想像に難くないでしょう。

*オーストラリア企業のアトラシアンが開発した、企業向けプロジェクト管理ツール


ビジュアルコンテキストの利点

すべての文字列の画面上のコンテキストが最初から利用可能だったとしたら、どんなに効率的でしょうか? 翻訳者が、翻訳中のすべての文字列のプレビュー画面を見ることができたらどうでしょうか? また、国内のレビュー担当者がそれと同様のスクリーンショットを利用できる場合はどうでしょうか? 私たちの経験から、それが実現すれば大変効率的です。

Rigiは、ソフトウェアアプリケーションをローカライズするための独自の機能を開発しており、アプリ内のどんな画面や画面遷移も動的にプレビューできます。弊社のクライアントの測定によると、開発者が確認したり、リンギストからの質問に答えたりするのに必要な時間が大幅に短縮されました。あるクライアント企業では、定期的なソフトウェア更新の作業にかかる時間が、数日から数時間まで短縮されました。この開発企業で節約された隠れたコストと、翻訳者の質問に答える代わりに実際にソフトウェアを開発するために充てることができた時間がどれほどかを想像してみてください。


  Webアプリケーション多言語化支援「Rigi」|機械翻訳・AIの有効活用 言語データのデジタル変革を実現【LDX lab】 Rigiは、WebアプリケーションのUI可視化に特化したクラウドベースのプラットフォームです。Rigiを用いることで、WebアプリケーションのUI翻訳における各種課題を解決し、翻訳業務を効率化することができます。川村インターナショナルのLDX labは、ソフトウェアやWebアプリケーションを多言語化する際に起こる課題解決をサポートします。 LDX lab


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Henk Boxma
Henk Boxma
Rigi社(在オランダ)創業者&CEO。 Rigiはクラウドベースのソフトウェアローカリゼーション管理プラットフォームです。強力なAPIを備えているため、Rigiを既存のローカリゼーションプロセスに簡単に統合できます。 Rigiは、Webベースのアプリケーション (任意のクライアント/サーバテクノロジー)、組み込みソフトウェア、Microsoft.Net WFP、iOSなどの動的アプリケーションの画面を表示させながらローカライズするための包括的なアプリケーションです。 Rigiは、json、properties、resx、xlsx、xmlを含む多くのファイル形式のIDベースの解析アルゴリズムをサポートしており、カスタムファイルにも拡張することができます。 Rigiでは、IDベースのローカリゼーションのほか、翻訳結果がアプリケーション画面上にどのように表示されるのかを確認できるエディター、そして高度な言語検証テスト環境が提供されています。

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