「XMAT®」にOpenAIが実装されました。

2025年8月6日

機械翻訳プラットフォーム「XMAT®」がアップデートし、「OpenAI」を新たな機械翻訳エンジンとして追加いたしました。Quick MT(テキスト/ドキュメント翻訳)機能にて「OpenAI」を選択いただけます。

XMATでは、すでにご利用いただいている「Azure OpenAI Service」エンジンに加え、今回新たに「OpenAI」エンジンをご利用いただけるようになりました。
「Azure OpenAI Service」と「OpenAI」は同じモデルを使用していますが、
処理環境やAPI仕様の違いにより、翻訳の表現や傾向がわずかに異なる場合があります。

 ・OpenAI
「Azure OpenAI Service」と同じAIモデルですが、「OpenAI」は海外で翻訳処理が行われます。
また、OpenAIモデル内部の微調整が継続的に行われており、翻訳結果が変化する可能性があります。
OpenAIモデルの微調整が行われる場合、「Azure OpenAI Service」への反映タイミングが「OpenAI」より遅れることがありますので、常に最新バージョンに調整されたOpenAIモデルのご利用を希望される場合は、「OpenAI」のご利用が推奨されます。

・Azure OpenAI Service
国内で翻訳処理が行われますので、セキュリティ面では「Azure OpenAI Service」のご利用が推奨されます。
また、海外で翻訳処理が行われる「OpenAI」と比べて、「Azure OpenAI Service」の方が翻訳結果が得られるまでの時間が短い傾向があります。

用途や目的に応じて、最適なエンジンを選択してご活用ください。
「OpenAI」にて可能な処理は以下となります。

・文法修正
 文章の文法ミスや誤字脱字を自動的に修正します。
・要約
長文の文章や複雑なレポートを短時間で要約します。
・コピーライティング
マーケティングや広告に使用するキャッチコピーやコンテンツを生成します。
・プレスリリース形式の出力
新製品やサービスの発表時に必要なプレスリリースの作成をします。
翻訳
高い精度での翻訳が期待できます。XMATでは日本語と英語の組み合わせがご利用できます。
・文末表現(敬体・常体)の統一
文章を敬体(ですます調)、常体(である調)に自動変換します。
・任意の指示を実行
フリーテキストで任意の指示を出すことができます。


また、差分機能で変更個所を確認することができます。
これにより、XMAT上で翻訳の前後処理も完結が可能になり、翻訳の効率化に貢献します。

 引き続き、使いやすさとパフォーマンスの向上に努め、ご利用者様に価値ある製品を提供いたします。

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