画面を見ながら翻訳ができる画期的な機能で翻訳スピードがアップ

担当部署:クラウドソリューション事業部
従業員数:約550名(連結)

1999年に創業し、業務改善・経営効率化を支援するクラウドソリューションとマーケティング支援事業を展開されている「株式会社オロ」様。主力製品「ZAC」のローカライズにおける「Rigi」の活用についてお伺いしました。

 

 

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お客様の課題 自社のアプリケーション製品を多言語化したい
導入の決め手 UI翻訳に伴う課題を解決する画期的な機能
導入後の効果

画面を見ながら翻訳できるため翻訳スピードが大幅に向上

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サービス導入以前の環境・お悩みについて教えてください-

当社の主力製品であるクラウドERP「ZAC」の海外展開に向けて、製品の多言語対応が必要となりました。当初は機械翻訳で対応する予定でしたが、単語レベルでの誤訳やUI翻訳特有の文字長の不一致など、品質面でに課題があることが分かりました。
またリソースファイルと翻訳テキストの紐づけにも困難を感じました。
そこで、通常の人手翻訳で翻訳を進める方針に転換し、アプリケーションの翻訳が得意な会社を探していたところ川村インターナショナルさんを見つけて、問い合わせをしました。

 

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業種特化のクラウドERP「ZAC」

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「Rigi」の導入を決めた理由はなんですか-

当初はソースファイルとしてExcelをお渡しして、翻訳のみをお願いする予定でした。しかし担当者の方からUI翻訳の課題を解決できる「Rigi」を紹介いただき、とても魅力的に感じました。UI翻訳には、画面上でエラーを発見しても、該当のリソースファイルを見つけるのに膨大な労力がかかることや、エラーが修正済みかどうかの翻訳ステータスの管理に手間がかかることなど、特有の課題があります。実画面を見て翻訳できるという「Rigi」の画期的な機能を利用すれば、こうした課題を解決できると感じました。また、リソースファイルと翻訳テキストの紐づけが不要になる点も、工数を削減できる大きなポイントだと感じました。
アプリケーション翻訳は一度翻訳を行っただけで完了とはならず、定期バージョンアップに伴う追加翻訳が発生するほか、都度エラーの修正も生じます。これらを踏まえると社内で運用できるような体制が必要だと感じ、翻訳工程全体を効率化できる「Rigi」の導入を決めました。

導入のポイント

  • UI画面を見ながら翻訳することで翻訳エラーを削減できること
  • 翻訳前後の工数も効率化できること
  • アプリケーション翻訳の工程全体を最適化できる機能が揃っていること

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サービス導入後の感想をお聞かせください-

一番のメリットは翻訳スピードが大幅に向上したことです。UI画面をクリックするだけで翻訳対象のテキストに直接アクセスできるため、該当箇所を探す手間を大幅に削減できました。
また、画面ごとの管理ができるところも重宝しています。先日海外の展示会に出展する際に、デモンストレーションに必要な画面のみを翻訳する必要があったのですが、「Rigi」を使うと翻訳すべきテキストが明確なので翻訳ステータスの管理がしやすく、助かりました。

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Rigiをどんな人におすすめしたいですか-

自社システムやアプリケーションを海外展開したいと考えているSaaS企業の方ですね。翻訳だけでなく多言語化全体の工程を効率化してくれますので、おすすめです。

 

 

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